いつもは何気ないような景色が、突然ちがった風景に変わる。梅雨時にはよくそんなことが起こります。

先日伊香保のハズレを朝早く走っていたとき、道沿いの杉林が妖気をたっぷり醸し出していたので、思わず車を停めてしまいました。

手で持つというより肩にのせるような感じで差した傘、もちろんカメラを構えるためにとった姿勢でしたが、ファインダーを覗く事すら忘れ、少しの間、この杉林に吸い込まれるように、ただ立ち尽くしていました。

薄霧はゆっくりと、林の奥のほうへ、さらに奥のほうへと、妖艶に手招きをしているようでした。

傘を肩に担ぐようにしていたためか、帆にあたる大きな雨粒が耳元でボボボと大きな音をたて、あぁ…と、現実の世界に引き戻されます。

その間20秒、いや30秒ほどか…。

もしあの時、林の奥へと引きずり込まれていたら、現実とは違う何か別のものに出会えていたかも知れません。

と、別に精神状態が急に変わったわけじゃなくて、特にいいネタが無いので、ちょっと書き物っぽいものでも書いてみようかな~なんていう…テスト!